フェイ・ウォン「百年孤寂」とウォン・カーウァイ「楽園の瑕」コラボ

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この動画はおそらく YouTube で初めてアップロードされたものです。今は他の動画サイトにも上げられていますが。

フェイ・ウォン「百年孤寂」とウォン・カーウァイ「楽園の瑕」コラボ

動画のうち、映像はウォン・カーウァイ(王家衛)監督の映画「楽園の瑕」から集めたものです。動画の音楽はフェイ・ウォン(王菲)の「百年孤寂」です。

この動画の編集が上手いと思うのは、元々別のものであった映像と音楽をたった一つの言葉で結びつけたところにあります。それはラクダ(駱駝)です。歌詞では、駱駝もいないという否定文で登場するだけですが。

映画「楽園の瑕は、自分のことをよくわからない人たちが一つの宿に集まってきた人生模様を描きます。それぞれの登場人物は過去=自分との決別をつけられていきます。

舞台は中世の砂漠です。確か宋・元の時代の中国中西部。原作は金庸。人がダラダラと集まるようにも見えますが、映画は孤独を映しています。なぜ孤独かというと過去に縛られているからです。

楽園の瑕:時間と愛と記憶をテーマにカタストローフ充満
「楽園の瑕」は金庸の有名な小説をもとにしたウォン・カーウァイ監督の映画。時間と愛と記憶をテーマにしたカタストローフ充満の時代劇。恋情だけで人を切り倒す剣士たちのチャンバラや秘技が見事でキャストたちの独白が引き締まり散文的に仕上がっています。

フェイ・ウォンの曲「百年孤寂」も孤独や虚無について述べた曲です。歌詞もメロディーも徹底的に寂しく、少なくともフェイ・ウォンの曲では一番好きなものです。妻からはいつも「フェイ・ウォンの哲学は好きになれない」と一蹴されますが。

フェイ・ウォン(王菲):映画「恋する惑星」でみせた天性の演技力
1969年8月8日、中国・北京に生まれる。父は工場のエンジニアで労働条件が過酷だった。母もソプラノ歌手で歌い回りが多く、家族が一緒に時間を過ごすことが少ない家庭状況だった。でも彼女の隣人にフェイ・ウォンを可愛がってくれ自分も慕う女性がいた。

私の一番好きな映画と1番好きな曲をラクダという点だけで重ね合わせたこの動画。この動画の作成者を称えたいと思います。

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この記事を書いた人
王

時代遅れが酷いもので、2003年に「恋する惑星」をみて衝撃を受けました。それ以来すっかり、ウォン・カーウァイのファンになりました。

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